チューナー

ギターを調律する為に使います。弦を張り替えた時はもちろん、普通に弾いていても

音は少しづつズレて来ます。そのため、定期的に音を合せる必要があります。

絶対音感、少なくても相対音感を持たない方は必須アイテムです。

様々な種類がありますが、価格と相談しながらお好みのものを購入して下さい。

ギター/ベース用チューナーとかクロマチックチューナーがありますが

簡単に説明すると

 

ギター/ベース用チューナー:ギター/ベースの開放弦の音に反応するように設計されている。

クロマチックチューナー:12の半音全ての調律が可能でギター以外にも使える。

 

という違いがあります。

基本は1音1音合わせるのですが、最近ではポリフォニック・チューナーという一気にまとめて

全ての弦をチューニング出来るチューナーも販売されています。

 

ギター/ベース用チューナーの場合、表示が「A」ではなく、「5A」(5弦のA)と表示されて

初心者にも分かりやすい表示がされますが、後々を考えるとクロマチックチューナーを

オススメしたいと思います。




 

チューナーの種類

カード型チューナー

値段もお手頃で初心者にも使いやすいコンパクトなチューナーです。

基本はシールド(コード)を繋いだ状態でギターの弦を弾いて調律します。

シールドの繋げられない楽器は本体マイクでの調律も可能です。

初心者セットで付属されることも多いチューナーです。

ライブで使うのにはあまり向いていませんが、メトロノーム機能が

備わっている物もあるので練習時には重宝します。1台はあって損なしです。

 

 クリップチューナー

2004年にKORG社の「AW-1」からクリップチューナーの歴史が始まりました。

現在は低価格化も進んでいて初心者セットにも付属されるようになりました。

シールドを接続しなくて良く、ヘッドに取り付ける事でヘッドの振動から調律します。

手軽で簡単にチューニングが出来る上に、楽器本体の振動から調律するので周りで

音が鳴っていても普通にチューニングが出来ます。

しかしながら、落下して破損したり、小さいが故に紛失したりするリスクがあります。

また、ギターが共振するような爆音、音圧がある環境下では正確なチューニングが

出来ないというデメリットもあります。

 

ペダルチューナー


ライブで重宝するチューナーです。

ステージ上で使用する事を前提に作られている為、マイクは搭載されていません。

シールド(コード)を接続して使用します。

他のフットペダルやコンパクトエフェクターと並べて置いておく事が出来ます。

チューニングを示す針がライトになっているのでステージ上でも分かりやすく

設計されています。

少々、値段は高くなります。

 

ラック式チューナー

 

 

ラックにマウントできるチューナーです。

こちらもライブなどで使用されることが多く、シールドを接続して

使用する事になります。

一昔前はプロのミュージシャンが使う特大のラックシステムの中で

ワイヤレスシステムやラック式エフェクターと共に組み込まれていた

ラック式チューナーは憧れの機材でした。

価格が高めなのと大きく持ち運びに不便なので人気が下降気味で

機種数も他のチューナーに比べて多くありません。

初心者の方にはオススメ出来ません。

 

まとめ

チューナーはギターの音を調律する機器です。

音感に自信のある方以外は必須アイテムですから必ず購入しましょう。

初心者の方にはスタンダードにカード型でメトロノーム機能付きのチューナーを

オススメします。

理由はコンパクトで使いやすく、クリップ式より丈夫で、失くすことも少ない。

その上、上手くなる練習をする為には必要なアイテムのメトロノーム機能が

付いていれば別で購入する必要がないからです。値段がお手頃なのも理由の一つ。

ぜひ、検討してみて下さい。

 

初心者にオススメのチューナー

メトロノーム機能付きチューナー